トライボロジー 技術系

5分でわかるハイドロプレーニング現象!

ハイドロプレーニング現象とは

一言で説明すると、水で滑ることです。
例えば、フライパンの上に油をたらすと野菜や肉が滑りやすくなります。これは、野菜の表面に油の膜ができるからです。膜があるおかげで直接野菜とフライパンが接しないためです。モノとモノの間に液体が挟まると、滑ってしまいます。テレビ番組のローションでつるつるしているのは、この現象です。

車のタイヤで考えてみましょう。

タイヤと地面の間に水の膜ができ、タイヤは地面に接しません。そのため、水の膜の上で空転します。いうなれば、サイクンリングマシンのように、タイヤは回転してはいるが、進まない状態です。一方で車は空転するまでは進んでいます。そのため、慣性が働き空転したまま動き続けます。これが、ハイドロプレーニング現象の正体です。

どんな時にハイドロプレーニング現象は起こる?

この現象は次の時に起こりやすいです。

  • 速度が早い
  • 軽い
  • タイヤの溝がつるつる
  • 地面がつるつる
  • 表面が濡れている

速度が速く、軽いと液体が隙間に入りやすくなり、タイヤなどの溝や地面がつるつるだと液体が排出されにくいです。言い換えると、重いものを持ってゆっくり動き、凸凹の道や溝が深い靴やタイヤをつけると防ぐことができます。

すり減ってる靴でマンホールを歩くのは危ない

日常生活で危ないのは、雨の日にそこの削れた靴でマンホールの上を走るとき。雨の日の自転車でマンホールの上でカーブやブレーキを踏んだときです。先程の条件をすべて満たします。
履きつぶした靴だと雨の日なんか滑るな?と思ったことはありませんか?私は公園の木の板ですらかんじました。
怪我をしない為にも雨の日のマンホールは要注意です!

トライボロジーの観点を含めてもう少し詳しく知りたい場合はこちら

-トライボロジー, 技術系

© 2021 技術・サイエンス専門ライター じーこの実験メモ Powered by AFFINGER5