ショコラ・ファン

インタビュー
Interview
インタビュー

3世代を受け継ぐ鷹匠のケーキ屋さん

ショコラ・ファン

パティシエ

中川 雄太さん

Yuta Nakagawa

リポーター 白土 優羽さん

静岡県出身、静岡県立大学国際関係学部
趣味・好きなもの:猫・犬などの動物、よさこいを踊ること

ケーキはどれも自慢の逸品!

ショーウインドウに並ぶケーキたちは、昔から変わらぬおいしさのレギュラー陣営。選び抜かれた素材と製法が、食べた人を魅了してくれます。
おすすめは、お店を代表するチョコレートケーキ「ショコラファン」。

お店代表のケーキ「ショコラファン」
店内には地元アイドル「fish bowl」のグッズがずらり

地元静岡へのこだわり

ショコラ・ファンでは、地元アイドルとのコラボ商品も販売しています。他のケーキ屋ではなかなかできないこのような取り組み。きっかけを聞いてみると、はじめは自身の趣味に過ぎなかったそうです。やがてファン、更にはアーティストの目にも留まり、今では地元を元気づける、無くてはならない存在になっていました。

目指すのは「まちのケーキ屋さん」

パティシエであること以上に、これからもずっと「まちのケーキ屋さん」でありたいであると語りました。

(左)リポーターの白土さん (右)中川さん

ショコラ・ファンについて:
当店・ショコラファンは昭和61年(1986)に私の父が開店しました。令和5年の今年で37年になります。私は、昭和59年(1984)生まれですので生まれてすぐにお店が開店しました。今思うと普段の生活の中にケーキがあるという、普通の家とは少し違う家庭だったと思います(笑)。当然クリスマスのシーズンは繁忙期で、イブやクリスマス当日に親が家にいないのは恒例の事でした。

実家で働くまで:
小学生から中学の頃はなんとなくですがケーキ屋になるつもりがありましたが、高校生の時動物が好きだったことからペット関係の仕事に興味が湧き、親の反対を押し切るかたちでドックトレーナーを目指し専門学校を選びました。動物の勉強はしたものの、まだ当時の静岡はペット関係の就職先は少なく、結果的に家の手伝いをするようになりました。
平成25年から3年間岐阜県の製菓関係の会社に勤めました。製菓店はそのお店なりのレシピや工夫、技術があります。実家との違いに馴染むまでかなり苦労しましたが、自分の技術や経験を磨き、実家のお店を客観的に見つめる事ができました。とにかくただただ働いた思い出の中で、先輩との人間関係などたくさんの経験を積ませてもらえました。

浜松出身のキャラクター「ヤマダネコ」とのコラボ商品

これからのショコラ・ファン:
静岡に帰ってこのお店に勤め10年になります。個人店としてお店の商品やレシピは先代の父が作った歴史があり、それを求めてくるお客様もいらっしゃいます。現在の自分の役割として「パーソナルな部分を知ってもらうこと」を心がけてお店を知っていただき、来ていただくことを考えています。ショコラファンの中にいる自分、自分の角度からショコラファンの姿を知っていただくことを心がけ、色々な企画を考えSNSでの発信など毎日試行錯誤を繰り返しています。

ショコラ・ファン

住所静岡県静岡市葵区鷹匠1-3-7
TEL054-251-6321
営業時間月~土 9:00~19:00
日・祝 9:00~18:00
定休日第1・第3水曜日
HPhttps://www.chocolatfin.com

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