しずおかのひみつ

インタビュー
Interview
インタビュー

静岡の魅力を再発見!

しずおかのひみつ

亀谷 浩司さん(左)井上 泉さん(右)

Koji Kameya & Izumi Inoue

リポーター 白土 優羽さん

静岡県出身、静岡県立大学国際関係学部
趣味・好きなもの:猫・犬などの動物、よさこいを踊ること

お土産物屋さん×みんなの図書館

まちの誰もが入って来られる場所。ふらっと気軽に静岡の魅力に触れられる場所。そんな拠点として、いつか土産物店を開きたいと考えていた井上さん。それが偶然に図書館とのかけ合わせという形で実現したのが、ここ、「しずおかのひみつ」です。実際に足を運んでみないと体感できない魅力がいっぱい、そのひとつが、歴史を感じるこの立地です。店舗の場所は最初から駿府町にすると決めていたそうですが、窓の外に見える風景にそのわけが凝縮されています。

土産物の棚と、本棚に詰まっているもの、それを共有することの楽しさ

お店に入って右手には、県内のおいしいもの、癒やされるものなど五感に響く食品や雑貨の数々が並んでいます。それぞれの商品に添えられた紹介POPも見逃さずお読みくださいね。
店内奥に進むと本棚を一段ずつじっくりのぞいてみることができ、棚主さんたちの趣味嗜好が存分に感じられる、唯一無二のラインナップが楽しめます。単に本が並んでいるだけではなく、自身を紹介するお手製の名刺や独自のプロフィールカード、メッセージのおかげで、良い意味でまとまりのない、まさに「まち」そのものを象徴しているような本棚になりました。2023年末のプレオープン期間に取材をさせていただきましたが、すでにこの場所が持つ意味を感じ始めていると話してくださいました。

これからのしずおかのひみつ、これからの北街道商店街

オーナーの井上さんが考える、しずおかのひみつの未来とは、図書館と土産物店という土台の上に、自分たちにしかできない要素を乗せて個性を添えていくこと。ここに来てくれる人、本を通してつながる人と人がいることで、この空間をさらに個性あふれる場へと塗り替えていけたらと期待されています。商店街のお店とお客さんをつなぐ空間として、お店同士の新しい交流の形も生んでくれそうな程よい広さと立地の効果で、みんながどんな「わくわく」を体験していくのかが楽しみです。

(左)亀谷さん、(中央)リポーターの白石さん (右)井上さん

静岡市の情報と物を発信する新しい拠点:
北街道の新静岡交差点から駿府町側に徒歩約1分、「しずおかのひみつ」は2024年1月にオープンしたばかりの、地域情報の発信と物産品の紹介・販売をするコミュニティスペースです。
活動のテーマは「静岡市の魅力や文化をいろいろな角度で発見し共有すること」。これまでも長く静岡市内で活動されてきた中で、「より充実した情報発信と交流を目的として拠点となるプラットホームを、この駿府町に作りたいとずっと考えていました」と井上さん。静岡市出身の井上さんは、この北街道エリアに交流と共有の場のイメージをずっと抱いて、良い場所が無いかと探していたそうです。

取材時の様子

本を通じて新しい出会いと交流を願う「みんなの図書館」:
そんな井上さんを陰ながら支えている亀谷さんは、しずおかのひみつの奥側エリア、壁一面を使った「みんなの図書館」の副館長です。みんなの図書館ではレンタル本棚の棚主を募集し、各本棚がその借主さんの好きな本で彩られています。まちの人たちはそれらの本を、最長1ヶ月の間無料で借りることができます(初回登録料300円)。「他の市町での私設図書館の活動を知り、以前からぜひ静岡市内でもやれればと思っていました」と亀谷さん。
静岡市の地域情報を紹介し発信、魅力的なアイテムの販売までを考えていた井上さんと、願いや夢を描く人同士の交流の出発点となる出会いの場を、と考えていた亀谷さんや仲間、それぞれの思いが共有されできたのが「しずおかのひみつ」です。

静岡のとっておきの物や思いの詰まった本
御幸通りの交差点から北街道へ、県庁の見えるお堀を越えて駿府町に入って間も無く、という立地は多くの人が行き交います。しずおかのひみつは、静岡市を中心としたローカル雑貨を取り扱い、静岡の土地の文化や、日常での愛着が感じられる商品が集まっています。休憩スペースやカウンターもあり、北側の壁には一つの窓と、棚主が選んだ本が並んだ図書館が設置されています。
雑貨が購入できる土産物店や、静岡の楽しみ方に出会える観光案内所、本を通じ交流が生まれる私設図書館、そして人や物事が混ざるコミュニティスペースとして、井上さんと亀谷さんが中心となり内装も手作りで準備されました。ディスプレイにも、茶箱など静岡ならではのアイテムが使われています。その全ての願いはここを訪れる全ての人へ。居心地のよい出会いと交流の場所として、じっくり丁寧に込められた思いが伝わります。

静岡の魅力がたくさん詰まった宝石箱のようなスペース
まちの人や市外・県外の人が交わる居場所をつくり、さらに新しい魅力を持った静岡市になってほしい、そんな願いが込められた「しずおかのひみつ」です。「まだまだこれからですが、たくさんの方にこの場所を知っていただき、たくさんの情報と交流を通し、秘密にしておきたいほど大切な静岡のコンテンツ・オススメが発信され、もっと多くの魅力が生まれるといいと思います」と井上さん。「棚主さんたちの交流ももちろんですが、小さなお子様のいる家族連れにも気軽に入って、親子で楽しんでもらうなど、いろんな人が楽しめる場所になってくれたらと思います」と亀谷さん。お二人のお話を伺って、一歩踏み出してみれば新しい何かが生まれる、そんな楽しみをみんなで共有できるスペースがこの「しずおかのひみつ」なのだろうと感じました。
北街道の西の入り口にオープンした、静岡の魅力を詰め込んだ宝石箱のようなお店「しずおかのひみつ」。ぜひ足を運んでみてください。

しずおかのひみつ

住所静岡県静岡市葵区駿府町1-21 新駿府ビル 1階
営業時間月・火:10:00-19:00
木・金・土:10:00-16:00
定休日水曜日、日曜日、祝日
URLhttps://www.instagram.com/shizuokanohimitsu/

他のインタビューも見る